ワークショップの記録と振り返り

現場での自分メモとしてのCoMADO利用

目安時間: 2日(ワークショップ開催期間) 目安人数: 1 人

ワークショップを企画した講師の立場でワークショップについてのブログ記事を書く予定があったので、ワークショップ中にワークショップ参加者の作業プロセスや発表などイベントの様子や面白いと思った点をCoMADOで記録した。3週間後に他の講師2名とMiroに展開された記録をベースにでワークショップを振り返り講師の立場からの学びや発見について議論した。

CoMADO だからできること

  • Miroボードに時系列に可視化された記録データは記録者の主観的な関心ごとが反映されているが同時にワークショップのハイライトを捉えており、全体で約8時間のワークショップを短時間で振り返ることができた。
  • 振り返り実施まで3週間の時間が経過していたが、Miroボードの記録データを一瞥することですぐにワークショップの記憶が呼び起こされ、他の講師と記憶のずれなく,本質的な議論にすぐに入ることができた。
  • 離散的に記録者の関心事が記録されたCoMADOのデータは良い意味でデータを見た人間の記憶で体験を補間するので記憶が呼び起こされやすく、後の議論が盛り上がった。
キーワード
ワークショップの記録

進め方

  • 01

    CoMADOルームを作成

    • CoMADOルームをワークショップ時間にあわせて複数作成しておく
  • 02

    本番

    • ワークショップ中にメモ代わりにCoMADOを使用する。 参加者の制作プロセスで気になる箇所を指差しし,画像記録をしたり、参加者の発表中の内容をテキストで記録するなど記録したい内容によりアクションを変えて記録。
  • 03

    振り返り

    • Miroに展開された記録データを見ながら、ワークショップ前にたてた作業仮説の検証や仮説ではわからなかった発見や学びについて講師3名で議論。
  • 04

    ブログ記事作成

    • 振り返りの内容を参考にブログ記事作成

レシピの成果

ワークショップ内容に関するブログ記事 https://note.com/zeroinon/n/nd165658d16cf

レシピを考えた人

上岡 玲子

Ryoko Ueoka

東京大学大学院先端学際工学専攻学位取得 博士 (工学)。専門は UI/UX、VR。CoMADO 開発メンバー。人生 100 年時代の働き方をアップデートすることを目指し、九州大学を退職し 2021 年 (株) zeroinon 設立。代表取締役社長。

コメント

CoMADOはオンラインで複数人が参加することを想定したツールですが、今回の使い方のように1人でリアルな現場でフィールドメモ的にCoMADOを利用することにも適しています。 Miroボード上に時系列に画像、メモが自動で整理され管理できるので、自分のデジタルノートとして後から振り返りがしやすいように思います。


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