働き方リサーチ

ハイブリッドワーク時代の働き方のリデザイン

働き方改革やコロナ禍の影響により、働き方は想像以上のスピードで変化し、家などオフィス以外の場所で働くリモートワークが浸透しました。リモートワークは、個人の生産性とウェルビーイングを向上させることが明らかになると同時に、対面ならではの良さも再認識され、リアルとオンラインを組み合わせ、目的に応じて最適な場所で働くハイブリッドワークという働き方が注目されています。

本レシピでは、働き方が多様化し、日常では共有されない個々人の働く環境をリサーチします。モノを起点とした対話を通して、働き方に求められている真の欲求を明らかにし、新しい働き方をリデザインするヒントを探すことができます。

キーワード
ウェルビーイング、チームビルディング、ワークスタイル

CoMADO だからできること

  • 自分たちの働く環境を共有し合い、働き方に対するニーズを把握できる
  • 新しい働き方やそれを支援するサービスを検討するためのヒントが得られる
  • 普段見ることができない働いている環境を知ることで、プレゼンターへの理解や共感が高まる

こんな方へ

  • 未来の働き方を検討している方
  • 組織として従業員の働き方をサポートしたい方
  • チームメンバーの関係性を強化したい方
  • 働き方を支援するプロダクト・サービスを提供している方

プログラム

本プログラムは、複数のプレゼンターが順番に、自分の働く環境 (机の上、仕事道具、本棚、部屋の様子等) を CoMADO で映しながら、関連する働き方のエピソードを語ります。他の参加者は、気になったモノに指差しをしながら、疑問を問いかけます。モノを起点に、プレゼンターの働き方に対する価値観、抱えている課題、実践している工夫を明らかにし、問いかけを繰り返すことでその背後にある欲求を探ります。最後に、参加者全員でリサーチ結果から新しい働き方のヒントを発見します。

目安時間
120 分程度 (2 〜 3 名のレポートを想定)
目安人数
3 人 〜 6 人
用意するもの
CoMADO ルーム、Miro ボード、インターネット環境、スタビライザー (レポーター用)、スマホ、PC

進め方

  • 01

    10 分

    ご挨拶・アイスブレイク

    • ワークショップの目的を伝える
    • 参加者全員、「いまの気持ち」を共有する
  • 02

    60 分

    働き方レポートと問いかけ

    • 複数のレポーターが順番に、自分の働く環境を CoMADO で映しながら、日常の働き方について語る
    • 他の参加者は、気になったモノに指差しをしながら問いかける
    • 同時に、実施しながら参加者全員、事実と気づきをふせんの色分けてメモする
  • 03

    40 分

    リサーチ結果の振り返り

    • Miro 上の調査ノートを振り返り、「働き方に求めていることは何か?」という問いに対して、気づきをグルーピングする
    • 最後に、各グループにタイトルを付ける
  • 04

    10 分

    感想・ネクストステップの共有

    • 参加者全員、今日の感想を共有する
    • ネクストステップを伝える

レシピを考えた人

津久井 かほる

Kahoru Tsukui

サービスデザイナー。様々な領域のプロジェクトにてデザインリサーチや共創ワークショップを実践し、顧客・従業員だけでなく、社会が豊かになる新たな価値を創出する。現在、ウェルビーイングを高める行動デザイン手法も研究中。

所属企業:株式会社 ACTANT

コメント

本レシピを実践し、働く環境をシェアするだけで初対面の方でもその方の”ひととなり”が伝わることに面白さを感じました。働き方リサーチだけでなく、チームのキックオフや関係性強化を目的に、本レシピの「02. 働き方レポートと問いかけ」だけをクイックに実施することもおすすめです。また、誰でも気軽にプレゼンターになれることも CoMADO の魅力です。ぜひ挑戦してみてください!

コツ・ポイント

プレゼンターは本番の前に、どのようなステップで配信するか簡単にシミュレーションしておきましょう。朝の時間帯から時系列に紹介したり、エリアごとに紹介することができます。

「03. リサーチ結果の振り返り」は、感想を述べ合うという簡単なワークに置き換えたり、アイデア発想のワークを最後に追加することも可能です。場の目的の応じて、プロセスをアレンジしてご利用ください。


アカウントを持っていない方

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ファシリテーションをお願いしたい方

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